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第29回関東女子ラグビーフットボール大会第3戦
ホームでもある横河電機グラウンドで行われた関東女子ラグビーフットボール大会第3戦。相手は昨年の大会で共に戦ったRKUラグビー龍ヶ崎GRACE。上位を目指す横河武蔵野アルテミ・スターズにとって負けられない一戦。
会場には女子日本代表のレズリー・マッケンジーHCや年末に表敬訪問をした西岡小金井市市長も観戦。
15人制のこの大会第1戦から出場している田中選手、相川選手に続きこの試合でリザーブで出場はならなかったものの笹川選手がアルテミ・スターズの1stジャージを纏い公式戦初登録された。試合前に話を聞くといつもながらの笑顔で「楽しみます」と語っていた。
アルテミ・スターズボールで始まった前半10分、マイボールスクラムから高野選手のサイドアタックでゲインし、最後は小西選手のトライを奪い先制。24分にトライを奪われたものの、前半を7対5でリードし折り返した。
この一週間前の練習時に小西選手は「15人制の経験がまだ浅いですけれど、アルテミには経験豊富な選手もいるので色々と吸収していきたいです。ライバルでもありますけれど、信頼できる仲間なので」と語っていた。
後半直後の1分にトライを奪われ逆転されると17分にもトライを重ねられ7対15となるも、アルテミ・スターズは28分に敵陣10m付近から小西選手が突破しトライ、ここのまでの試合の中でも高い成功率を誇る田坂選手(ARUKAS)が、ここでもしっかりと決め14対15と1点差に詰めたが惜しくも敗れた。
ノーサイドの瞬間、勝ったRKUラグビー龍ヶ崎GRACEの選手たちが鳴く声がグラウンドに響いていた。
次戦は今大会の最終戦。2月17日に熊谷BグラウンドでSweets(YOKOHAMA TKM、湘南ベルマーレBell7、世田谷区RSレディース、北海道バーバリアンズディアナ、前橋レディース)との対戦。
青木選手
---去年共に戦ったGRACEでしたが
キープレイヤーになるスタンドオフとかセンターに1年生がいて、キック、パス、ランに長けている選手が多く、その面でGRACEの方が上手でした。
いい意味で向こうの方がゲームコントロールが上手くて、こちらが対面でどうボールを受けるのかとか、基礎的な部分がこちらが下手くそで、その差が出たのだと思います。
---次戦とこれからに向けては
やっぱりボールをもらう前にどう動くかは一人一人が考えないといけない課題だと思うので、前が空いているから走る、走るコースもその先を考えられる選手にならなくちゃいけないと思います。この1ヶ月とかで簡単に伸びるものではないと思うので、まずは私がみんなにどうして欲しいのか、で、私はどうしたいのかをみんなとコミュニケーションを重ねていくことが課題だと思います。意思の疎通のズレがあったので、そこは徹底していきたいです。
村上選手
---去年、一緒に戦ったGRACEでしたが
この試合、苦しむと思っていました。毎日練習もしていて、それは自分ら以上で、一緒に住んで生活も共にしていたりチームワークの部分でこちらが劣っていたなと感じました。
スクラムとかも押されていましたし、もっと練習しないといけないと思います。
---これから先に向けては
頑張るしかないです、やるしかないです!
試合記録 /高塚和行(横河武蔵野アルテミ・スターズ)
撮影・取材/出本剛士(gra-d)