第5回 全国女子ラグビーフットボール選手権大会

寒さが戻り生憎の雨模様となったこの日、神奈川県の小田原市城山陸上競技場で行われた第5回全国女子ラグビーフットボール選手権大会。横河武蔵野アルテミ・スターズ(ARUKAS・八戸・Artemi-Stars)は関西大会2位の名古屋レディースR.F.Cとの3位決定戦に出場。

アルテミ・スターズボールで始まった前半8分、敵陣ゴール前から古田選手が押し込みトライを奪い先制。11分にはハーフウェー付近でバックス展開し、田中選手が外のスペースを走りきりトライ。続く20分、敵陣10mで小畑選手からボールを受けた田坂選手が抜け出し、そのままトライ。前半を15対0とリードし折り返した。

前半トライを挙げた田中選手。リハビリからの復帰戦後に「もっとキレッキレのプレイを魅せられるようにしていきます」と力強く語っていたが、試合を重ねるごとに有言実行でキレのあるプレイが増してきた。また選手としてだけでなく兼任でチームの副務も務め、陰に日向にチームを支えている。副務に関しても「いろいろな経験を通して、今は自分のことよりチームのために、選手のためにという気持ちが強いです」とも語っていた。

前半からの勢いに乗った後半11分、敵陣ゴール前のラックから南選手が押し込みトライ。18分、敵陣での相手キックを途中出場の相川選手がチャージ、マイボールとなったボールを安藤選手が受け取りトライ。終了間際の30分、敵陣ゴール前のラックから小西選手が押し込みトライ。田坂選手がコンバージョンも決め試合を34対0で勝利し、アルテミ・スターズとして初出場となった今大会3位という結果を残した。

試合終了後に組まれた円陣の中で萬羽選手の引退発表があり、この試合が引退試合となった。勤務先である公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の荻窪さんから花束を手渡され、選手たちも涙と笑顔が入り混じって労をねぎらった。

この試合が2018年シーズンの区切りとなり4月からはコアチーム昇格を果たした太陽生命ウィメンズセブンズシリーズが始まる。

2018年シーズンから始動をした横河武蔵野アルテミ・スターズ。大元の構想はアトラスターズのコーチ時代のスティーブHCと佐藤副部長の話の中からアカデミーと共に始まったもの。まだチーム名もなく運営をする一般社団法人が立ち上がる前2016年末に、その佐藤副部長と広報を務める今野事務局次長が打ち合わせや交渉を重ねてきた。その当時、話をする中で広がった夢物語。2017年8月に行われたチーム設立記者会見のときには安藤選手、南選手、松尾選手の加入までは決まっていたものの、まだ未知なるチームだった。12月に始まった練習開始当初は5人からのスタート。人数が少なく、ラグビー経験が全くない自分までも練習に加わりお手伝いをしたこともある(全く役には立てなかったが)。

女子ラグビー選手はラグビーをする環境に飢えていた。それは様々な選手から話を聞いて感じてきたこと。選手は前向きで真摯にラグビーに取り組んでいた。

様々な経験をしてきた選手が徐々に増え昨年度の関東大会、全国大会はGRACEとの合同チームで参加し、4月に入りお披露目のパーティーがあり28日にエキシビジョンマッチを行い本格始動した。関西大会、関東大会2回のRegional Women’s Sevens 2018に出場をし共に準優勝。太陽生命ウィメンズセブンズ2018入替戦でも準優勝。15人制の関東大会2位で出場したこの日の全国大会で3位を決め、チーム設立1年目としては十二分な結果だと思う。だが、選手は全く満足していなく、関東大会の中で日体大とGRACEに敗れた後の悔しさを滲ませる選手の表情、言葉からこのチームはもっと強くなると感じた。

スティーブHCの持つ雰囲気と思い、そこからのファミリー的チームカラー、オフの場面ではキャプテンの南選手をはじめ明るく個性的な選手が集い明るさと楽しさを持ちながら、練習、試合に対してはどこまでも真剣なのが外側ながら近くで感じる横河武蔵野アルテミ・スターズ。夢の続きはまだまだこれから。より大きく強くなっていくことを願いたい。

高野選手(4月からニュージーランドでラグビー留学)

---ニュージーランドにはどれくらい

10月末までの約7か月です。

---留学を決めた経緯は

自ら望んで、会社にもお願いをして勤務という形で行かさせていただきます。代表の合宿にも呼ばれていますが、留学先もレズリーHCの知っているチームで私のことも知ってもらった上での形になります。

---留学する中での目標は

日本の中では大きい方で、意識しなくてもできてしまうことがある中で、世界基準の中になった時に合わせられるようになって帰ってきたいと思っています。

萬羽選手(この試合を最後に引退)

---引退を決めた理由は

元々1年か2年とは思っていた中で、あと1年とも思っていたのですが、色々な経緯があって練習参加もままならずになりそうで中途半端でチームに迷惑はかけられないと思って引退を決めました。(関東大会の)日体大戦で自分の力不足が一番なんですけれど、若い子たちにもう敵わないなっていうのを感じて、げんさん(齋藤選手)みたいにあれくらいの歳になってもという気持ちもありましたけれど、仕事と練習とっていうのは私には難しいなと。日体大に負けて悔しさもあって泣きもしましたけれど自分の中での限界を感じました。

---試合の中では献身的なディフェンスをする印象が残っていて、まだ全然できるように感じます

そう思ってしまわないかなっていうのは自分の中にもありますけれど、決めたことなので。後悔ないって今は言い切れないですけれど、それは次のステージに活かしていきたいと思っています。16年ラグビーを続けてきて、正直辞めどころも分からないところもあって、このまま30歳超えてもと思っていましたが、ダラダラ続けるのは周りのためにも自分のためにもならないなと思いました。

---アルテミの中での一年は

一年でしたけれど、濃密だったのでもっと長く感じて、思い出だらけの一年でした。感謝の思いでいっぱいです。

(萬羽選手のインタビューは改めて掲載致します)

南キャプテン

---いい形で一年を締め括れました

一年目の15人制にしては良かったかなって思います

---15人制の練習時間は短く足りなかった中、チームで積み重なってきたものは

15人制は時間を掛けてこそチームが出来上がっていく、強くなっていくっていうのを改めて感じました。

---来月からは7人制が始まりますが

チャレンジャーなので。どこまでできるか、自分たちの実力を試す場となるので。アルテミ・スターズの爪痕を残せるようにやってやります!

試合記録 /高塚和行(横河武蔵野アルテミ・スターズ)

撮影・取材/出本剛士(gra-d)

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